ゲーミングマウスの無線
現在の無線マウスでは
2.4Gで通信するタイプと一昔前だとBluetoothで通信するタイプがありました。
また、Logicoolであれば
2.4GHz帯域の独自無線技術「Logicool Unifying」
「LogicoolLightspeed」で他社無線をはるかに凌ぐ通信速度で遅延をほぼ感じません。
現状で”ゲーミング”を謳うマウスであれば
ほとんど全てが2.4GHz帯域で通信しています。
この2.4GHzを用いた無線マウスですが果たして無線との事で遅延が気になる所です。
無線ゲーミングマウスに遅延はあるのか?
一昔前であればPCゲーミングでは
ワイヤレスは電波干渉などにより遅延が発生しやすく
有線接続の方が有利であるというのはむしろ常識でした。
現在ではうって変わって通信技術の発達や
有線でのケーブル内の抵抗等様々な要因から
ほとんどが互角、有線より速いと謳うものまで登場しました。
ちなみにプロゲーマー等も無線マウスを利用しているユーザーが多く
中でもプロの使用率がずば抜けて高いものがG PRO シリーズと呼ばれる
プロや競技シーンプレイヤー向けに作られている無線ゲーミングマウスです。
一世代前に開発された G PRO WIRELESS と 最新の G PRO X SUPERLIGHT 2 が
未だに根強い人気と競技デバイスとして認定されるほどの信頼を集めています。
ちなみにこの二つでの変更点は「軽さ」「耐久性」
等が主で、5000~8000円変わってくるので筆者はG PRO WIRELESS 2でも良いと思っています。
有線と無線の差と無線マウスの進化
無線マウスがかなり進化した事により
5ms(0.005秒)の遅延しかない等どんどん高速化しています。
有線マウス:8ms~20ms
無線マウス:5ms~22ms という結果に。
筆者が所持しているマウスで計測したデータをページ下部に掲載しています。
更に、無線マウスでは
ケーブルが煩わしい等のニーズに合わせるために
軽量化、接続速度増加等、充電量増加等様々な改良が施されています。
G PRO WIRELESSの後継機にあたる最新のプロ使用率が高い無線ゲーミングマウス
カラーもピンクやホワイトがあり
最近ではデザイン系のモデルも登場してきました。
G PRO X SUPERLIGHT も G PRO X SUPERLIGHT 2 となりました。
無線マウスのメリット(利点)
さて、ゲーミングデバイスにおいて
今までは有線が有利とされていましたが、最近の無線マウスの進化は目まぐるしく
無線マウスのデメリットは一気に払拭されどんどん進化しています。
無線マウスを使う利点を紹介します。
ケーブルによる干渉が一切無い
ゲームをするヘビーユーザーの方は
ケーブルバンジー等を使ったりある程度余裕を持たせていると思いますが
やはり干渉して、AIMに影響が出たり操作として不利になったり
可動域が制限される等ケーブルはゲームユーザーにとって非常に大きなストレスとなります
ケーブルの干渉が無い分
有利になったり、疲れない、そしてフラストレーションの原因が無いというのが解消されます。
有線マウスの引っ張られて操作がズレるはやはりあるあるなんですよね。
つまり抵抗が少ないため好きなように動かせる。
そのためゲーム上のAIMの可動域も広がるという事になります。
よく遅延等の心配をされますが
上記で説明した通り遅延は無く、むしろ無線マウスの方が速い物まで出ている。
という状況になります。下記で詳しく説明します。
反応速度が有線と変わらないかそれ以上
2.4GHzの中でも各社最新の通信技術により
大会でも使用されるほど無線マウスの遅延というのは払拭されました。
一介では別の通信からの影響がある等と言われておりましたが
近年の実験で近くに数十台の通信デバイスを置いても速度に影響は無いと認められました。
無線マウスの通信技術の中には
有線マウスが平均10~20msの応答速度に対して
ポーリングレート1000hzで3ms~16msをたたき出す無線技術が搭載されています
有線より高速という文言を表に謳っているゲーミングマウス
※このマウスは少し前の世代の物のため、生産が少なく中古が高値で取引されてる事があるので注意
※同じ見た目で同種に903hというモデルもあるが違う物なので注意
バッテリー技術により軽量・そして長持ち
有線マウスの方が軽いというイメージがありますが
(あながち間違えではありませんが)
ケーブルの重みを考慮すると無線マウスの方が軽量になる事もあります。
ただ・・・目覚ましい進化によりバッテリーがリチウムイオン電池に代わり
更に小型化したが大体のマウスは3日程電池が持つという化け物性能で
待機状態で1週間は持つという物が増え、バッテリーの煩わしさも減りました。
ちなみに先ほど紹介した軽量すぎるプロ使用率が高い無線マウスは下記の重量です。
G PRO X で63グラム
G PRO WIRELESS で80グラム
無線マウスのデメリット(欠点)
価格が高価
無線マウスは無線というだけあって
様々な技術と、リチウムイオン電池等により
多少有線マウスより価格が高価です。
1万円を超えるモデルが多く
プロ向けの G PRO X や Razer Viper V3等になってくると
やはり1万5千円~2万円を超えてしまいます。
とは言ものの近年であれば低価格なモデルや
元々低価格で同ブランドが販売している物も増えてきています。
もっと復旧して安いモデルが出ると嬉しいですね。
現状で低遅延なおかつ低価格なモデル]
バッテリーが切れるとめんどくさい
無線マウスはその特性上
有線でも使用は出来ますが無線で使っているとバッテリーを消費します。
ゲーム中にバッテリー切れ等が起きた際には(画面に警告が出たりする)
すごいストレスになるという点がデメリットになるかと思います。
とは言っても10%でもかなり持ちますし予めバッテリー残量低下のお知らせがあるので早々切れる事はないですが・・・
デックがついてるモデルと長時間駆動モデルが楽
今のゲーミング無線マウスは大体
ぶっ続けで使っても数十時間~数日程度は充電が切れる事はないです。
そしてデック(置くだけで充電できる場所)が付属するものも増えており
いちいちケーブルを刺す必要がなかったり、マウスパッドから常時給電出来る!というものも人気です。
デックがついてるモデル
マウスパッド給電
マウスパッドから常時充電可能。
マウスパッドは同社の何種類かを選択でき、交換出来ます。
※対応マウスはいくつかありますが
Logitechが開発販売をしておりLogitechのマウスに向けて開発されています
反応速度比較
筆者の所持している複数の有線マウス・無線マウスにて
反応速度を検証(ソフト・ハードどちらも使用)し、それをリストにしました。
※誤差が生まれないように5回計測の平均値として表示しています
※2024年再度更新しました。
モデル名 | 反応速度 | タイプ |
G PRO X SUPERLIGHT 2 | 7ms | 無線 |
G PRO X SUPERLIGHT | 7ms | 無線 |
G PRO WIRELESS | 10ms | 無線 |
Razer Basilisk V3 | 8ms | 無線 |
Razer Viper V3 pro | 6ms | 無線 |
8ms(過去データ)処分済みのため | 無線 | |
12ms(過去データ)処分済みのため | 無線 | |
Logitech G903h | 10ms | 無線 |
Logitech G900 | 5ms | 無線 |
Glorious ModelO | 8ms | 無線 |
Logitech G502 | 13ms | 有線 |
7ms(過去データ)処分済みのため | 有線 | |
Razer DeathAdderV3 HyperSpeed | 7ms | 無線 |
11ms(過去データ)処分済みのため | 有線 | |
Razer Basilisk V3 | 8ms | 有線 |
HyperX Pulsefire Haste 2 | 8ms | 有線 |
このような結果になりました。
※個人機器で計測しているため結果の保証は致しません。
有線のものでも、最近では無線化して使い勝手変わらず
無線で利用できるというモデルが増えているので是非確認してみて下さい。
おすすめマウス
筆者のおすすめとしては
やはりプロ使用率や精度の高さから評価の高い
G PROシリーズを使うか、コスパ重視ならG703hをおすすめします。
下記の記事に本当におすすめのマウスのみを掲載しています。